SECHS1短編ーハロウィンは大変だー。

7/11
前へ
/11ページ
次へ
「ハロウィン?」 拠点に戻ってきたオリビアとテオル。 オリビアは金髪碧眼の美人さんで、テオルは銀髪を長く伸ばしている。 2人とも、それは強く、オリビアはある目的のために強さを求めている。テオルはそんなオリビアをマスターと呼び、いつの頃からか付き従っているようだ。 そこはレッチェは知らない。 「そう、ハロウィン。涼ちゃんの為にさ…これ着てやってくんない?」 「これを………」 オリビアは服を手に取った。 「サイフォンの街のみんなはもう協力してくれて、準備も進んでる。だからさ……」 サイフォンの街とは、チームSECHSの拠点(ー拠点と言っても、大きい、設備の整った家だがー)のすぐ近くにある小さな街だ。 街の住民とは交流があり、みないつも良くしてもらっている。 「珍しいな。お前が俺に頼みごととは。だが、いいただろう」 「マジ?」 よっしゃと、一番レッチェが懸念していた、2人の協力も得れ、あとはハロウィン当日を待つだけとなった。 「しかし…これは何の仮装だ?」 「ああ、オリビアは狼男で、テオルは包帯男だよ」 「………」 「……まあいいだろう」 かくて、準備は整った!
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加