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カク達に現状を報告した後に、二人で行動をし始めた。探索すると、色々な物資が散らばっていた。 銃弾や缶詰め、ガソリン他にも色々あった。二人で相談して、軽い物をリュックに詰めて、重い物はいくつかあった箱に詰め込んだ。 「これで良し」 「二人を呼びますね」 「お願い」 頷いて返して、インカムで二人に話し掛けた。どうやらあちらは、収穫が無かったようで、すぐに向かうとの事だった。 それをヒスイさんにも話して、二人の到着を待った。 「アイちゃん」 「はい。何でしょう?」 「アイちゃんって、世界がこうなるまで何してた人?」 昔の話を聞いた事が無い、とヒスイさんは言って聞いて来る。 「あ、俺はね、ゲーム実況とかしてたよ。サバゲーとかさ」 先に私が話すのは悪いと思ったのか、ヒスイさんが先に話してくれた。 色々な知識も持っているのは、年の功だけでは無かったようだ。話を聞いていると、あの兄弟も色々詳しいのも頷けた。 「私は、兄と一緒に病院で働いてましたよ。サバゲーは私もやってましたよ」 「あ、だから医療関係の知識が沢山あったんだね。銃にも詳しいのはそのせいかぁ」 うんうん、と彼は頷き、納得した様子だった。 「本物の銃を扱うなんて、思ってもみませんでしたけどね」 手に持った長物を見詰めながら言った。
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