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強く言い放つ。玲子はひるみ、浅田は「だよなあ」と同意した。
「これからも三人で会いましょうよ! 今までどおり、今まで以上に!」
選挙演説のように玲子へ訴える。
「でもそれじゃ夏輝ちゃんが嫌な思いをするのよ? 私は東城の妻だし、浅田の元恋人だし……」
「嫌じゃありません! 迷惑なんて、ぜんっぜん思いませんから! ていうか玲子さん見損なわないでください! 去って行った元カノさんたちと私を一緒にしないでください! 不愉快です!」
戸惑っているのか、玲子の目が泳いでいる。
「こう言っちゃ失礼ですけど、東城さんのことはもう眼中にないし! 玲子さんが浅田さんの元カノだろうが何だろうが、私と浅田さんの野菜大好きコンビの仲は永遠に不滅ですから! ね!? 浅田さんっ!」
「……ああ」
浅田の口端が、笑いを堪えるように歪んでいる。
「だから玲子さん、……お願いですから、変な心配しないでください。また、会いましょうよ。ね? 玲子さん。だって……」
もう会わないなんて、それでいいわけがない。
「だって私、こんなに玲子さんのこと大好きなのに。どうしてもう会わないなんて言うんですか? もっといろいろ話したいし、聞きたいし、女の魅力とか教えてほしいし……!」
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