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「はい?」
「お前、また来いよ」
うっすら目を細めて夏輝を見ている。
「結果報告にですか?」
「いや……」
「あ、農作業の手伝いですね? いいですよ。収穫作業、楽しかったし」
「いや、それもあるけど。――メシ、食いにさ。俺一人じゃ食いきれん」
「いいんですか!? 嬉しいー! あれだけの野菜、買ったらいくらかかることか!」
「お前、畑全部食えそうだな」
浅田がくつくつと笑う。
「帰り、好きなだけ米と野菜持ってけ」
「ありがとうございまーす!」
その言葉に甘えて、夏輝は米と野菜をめいっぱい袋に詰め込み、浅田の家を後にした。
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