第三章 三つの聖杯といびつな宴

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 浅田のすぐそばをすり抜けると、さっき胸板に頭を押し付けられたときと同じ匂いに触れて、鼻腔が反応した。夏輝にとって不覚なのは、それが嫌いではない匂いだということだった。 .
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