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駐車場に車を入れようと地下に入る。
混み合う駐車場に駐車スペースを見付けて車を入れようとしていると、一台の車が割り込み、頭からそのスペースに突っ込んできた。
私は急ブレーキを踏んで、車を停めた。
「危ないな…」
私は車を降り、その割り込んだ車に向かって歩き出すと、その車から数人の若い男が降りてきた。
「危ないだろう…」
その男たちに文句を言うと、男たちは私に向かって歩いてくる。
「うるせーよ、オッサン。先に入れたモン勝ちだ」
男たちは荒い口調で私にそう言う。
「何だよ。やんのかよ」
喧嘩腰の男を睨んだ。
そこにサシャが車を下りてきて止めに入った。
「何だよ、オッサン。可愛い女連れてるじゃんかよ…。オッサンほっといて俺たちと遊ぼうぜ」
一人の男がサシャの肩に手を掛けた。
その瞬間だったサシャはその男の手を捻り上げ、鳩尾に肘を入れた。
男はそのまま卒倒した。
「何だお前…」
傍にいた男がサシャに掴みかかろうとした。
サシャはその男の股間を蹴り上げる。
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