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全身にウォーターを浴び、びしゃびしゃの要。
「注文の仕方が違ったのかな」
「水を浴びて冷静になったのですか?」
「もう一度!我が家の蛇口から六甲!いや富士山の聖水並みに新鮮なウォーターを蛇口捻ったら出すようにして下さい!」
再び拳を天に掲げる、びしゃびしゃのまま。
「細かい内容ですね~」
すぐさま蛇口をひねりに行く。
キュッ、じゃー。
「おおーしっかり出てる。」
ゴクゴク
「透き通る味わい、この喉越し。まさしく富士の聖水!」
キュッ、
「すごいなこの指輪!」
振り返りながら感動を伝えようとしたその時。
ドーン!!!!!
隣の家から火柱が上がり、黙々と煙が充満する。
「なにが起きてるんだ…」
視線を事態を把握してるだろう人物に移す。
「代償です。」
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