第1章 始まり

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全身にウォーターを浴び、びしゃびしゃの要。 「注文の仕方が違ったのかな」 「水を浴びて冷静になったのですか?」 「もう一度!我が家の蛇口から六甲!いや富士山の聖水並みに新鮮なウォーターを蛇口捻ったら出すようにして下さい!」 再び拳を天に掲げる、びしゃびしゃのまま。 「細かい内容ですね~」 すぐさま蛇口をひねりに行く。 キュッ、じゃー。 「おおーしっかり出てる。」 ゴクゴク 「透き通る味わい、この喉越し。まさしく富士の聖水!」 キュッ、 「すごいなこの指輪!」 振り返りながら感動を伝えようとしたその時。 ドーン!!!!! 隣の家から火柱が上がり、黙々と煙が充満する。 「なにが起きてるんだ…」 視線を事態を把握してるだろう人物に移す。 「代償です。」
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