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昔々、この世界には様々な神様がいて、人間と共存して暮らしていた。人々は神様を敬い崇拝しては、神様達は人々の願いを叶えていた。ある時、神様達は天界へ帰らなければならなくなってしまった。人々は嘆き悲しんだが、感謝の気持ちを込めて神様達を天界へと見送ったのだった。それから、人々は平和に暮らしていた。
けれど、神様達が天界へ帰った所を見計らい【鬼】が現れ、台頭するようになった。鬼は凶暴かつ乱暴で、強大な力を持つと言われ、人を喰らうと言われていた。無力な人間達は為す術もなく、鬼達の言う事を聞かないといけなくなってしまった。唯一、鬼の天敵である神様達を、鬼達は邪魔が入らない様にと、人間界に強力な結界を張ってしまい、神様達は人間界へ降りて人々を助ける事が困難になってしまった。
そうして、この世界は【鬼】が人を支配するようになったのだった。
これは、鬼が支配する世界で出逢った神様と人間のお話。
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