LOVE7:ご主人様の命令

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直「敬語じゃなくて大丈夫ですよ!俺は柿原直と申します。咲の保護者です。いつも咲と仲良くしてくれてありがとう。」 そうやって俺の手を取りニコッと笑った。 完璧だ。 直感的にそう思う。こんなひとつの社交辞令だけで分かってしまう。 こいつは強敵になりそうだ。 先に手を打っておかないと・・・。 咲「直っ!!俺、これから2種目出るんだ!ひとつは・・・「騎馬戦参加者の方は校舎側にお集まり下さい。」」 咲の声をアナウンスがかき消した。 直「咲の種目は次かな?期待しているよ。行っておいで!」 咲「おう!・・・輝、怜!行こう!」 まるで小学生が親に褒められたみたいな感じである。 可愛いけど・・・。 怜「2人で少し先にいっててくれ!すぐ追いかけるから」 少しこの柿原直と喋りたい。 咲の事をどう思っているのか知りたい。 輝「分かった。先に行ってる。」
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