2111人が本棚に入れています
本棚に追加
/273ページ
直「敬語じゃなくて大丈夫ですよ!俺は柿原直と申します。咲の保護者です。いつも咲と仲良くしてくれてありがとう。」
そうやって俺の手を取りニコッと笑った。
完璧だ。
直感的にそう思う。こんなひとつの社交辞令だけで分かってしまう。
こいつは強敵になりそうだ。
先に手を打っておかないと・・・。
咲「直っ!!俺、これから2種目出るんだ!ひとつは・・・「騎馬戦参加者の方は校舎側にお集まり下さい。」」
咲の声をアナウンスがかき消した。
直「咲の種目は次かな?期待しているよ。行っておいで!」
咲「おう!・・・輝、怜!行こう!」
まるで小学生が親に褒められたみたいな感じである。
可愛いけど・・・。
怜「2人で少し先にいっててくれ!すぐ追いかけるから」
少しこの柿原直と喋りたい。
咲の事をどう思っているのか知りたい。
輝「分かった。先に行ってる。」
最初のコメントを投稿しよう!