第一話 神様世界も近代化?

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(シュインッ) 神様『ん?』 大天使『神様、また来ました。』 神様『そりゃ来るだろう、ワシが呼んでるからのう… さて、試運転じゃ、』 大天使『は、かしこまりました。えぇ、このボタンを押せばいいんですね?』 神様『うむ、そしたら電光掲示板が光り出す。そこには…『受け入れ可能な異世界の名前と外観が何件か写し出される』ワシのセリフ… まぁ、よい。 それでな、ワシが不在でも異世界転移が可能になる。』 大天使『今思ったのですが、何故そのようなものを?』 神様『簡単じゃ 最近、何故か神界に人間が定期的に送り込まれてな、異世界転移をしなければならんのじゃ その上、異世界管理の神様も増えてな、ワシはそっちの処理に追われとる。故にじゃ、異世界転移はワシしかできんからのう、そこでこのマシーンじゃ。 ランダムに合う異世界を選んでくれる。 とはいえ、希望してないとこに行く可能性もあるがな?』 大天使『希望とかあるんですか?』 神様『まぁ、これを見よ』 大天使『何ですかこれ… 異世界パンフレット?』 神様『一人辺り転送先が確定するのに数分掛かるでな、それで一応お気に入り異世界アンケートなるものを…『作る意味ありますか、それ』 ないのう、ランダムであくまで合う異世界じゃからな『じゃあ何の…』 ただ、今から行く異世界を知ったり、行きたい異世界、行きたくない異世界を知るだけじゃよ、特に他意はない。』 大天使『はぁ。』 「あ、あのぅ」 神様『さ、仕事だ』 大天使『はいはい。』
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