野良猫のような少年
2/8
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
16人が本棚に入れています
本棚に追加
/
8ページ
酒瓶や精神薬。生活ゴミが散乱した部屋。 そのど真ん中で布団も敷かず鼾をかく大男と、寄り添うように寝る女。少年は、母親の横で我が物顔で寝る男の名を知らない。顔見知り程度の印象で、ろくな会話をした記憶がない。 それは、母親にも言えた事だが。 そもそも、少年には目の前に寝転がる女が、母親だと言う認識もない。 母親と言う存在が何かさえ、理解していないのだ。
/
8ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
16
スターで応援
898
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!