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別の日に、私たちはあっくんがよく行くお店を回った。
店員やその場にいた友人に、彼のことを恨んでいた人はいなかったか聞いて回った。
もちろん、彼を恨んでいる人は誰もいなかった。
しかし、バイト先の人から有力な話が聞けた。
「篤志は仕事もできて、良い奴だったよ。麗ちゃんも大変だったね。」
店長は私のことも知っていて、心配してくれた。
「いえ、私は…。」
「あ、でも篤志先輩はなにか悩んでたっすよ?」
横から出てきたあっくんの後輩らしい人が気になる発言をした。
「何に悩んでいたか知ってますか?」
そう先に聞いたのは友美だった。
「いや、詳しいことは知らないっすけど…。」
私は、何も得ることが出来ず、落胆した。
けれど、友美は1人で考え込んでいた。
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