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連合宇宙軍揚陸艦スミス指揮所。
揚陸艦スミスの中央演算室。
3rd.演算群によるシュミレート画像。
定時状況確認。
三時間に一度指揮所の人員が状況を確認する。
力積分析で主だった変遷要因と変遷の可能性を見る。
戦線は膠着状態で動きそうもなかった。
クシナダからの入伝。
クシナダ市内の一部でbindが崩たらしい。
復旧までの六時間、演算器の認識に欠落が生じている。
人為的なウィルスによる攻撃が原因とされている。
認識は回復したがその間の出来事は空白のまま。
防衛段階が上がって状況確認が四人一時間おきに成っている。
演算器だけでこなせない事態にはめったにならない。
基本的に人員は確認と報告のためにいる。
「ルビコン川状況膠着で推移」
「復唱ルビコン川状況膠着で推移」
確認して演算器に「確認」を入力。
クシナダの件に実行追尾をかけておく。
女性士官がコーヒーを入れてくれた。
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