ほぼ一瞬の……

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ほぼ一瞬の……

「撮れた……」 「どれどれ?」 そう言って彼女のカメラの画面を覗いた。そこには、雪舞う中シャッターを切る俺の姿があった。 「ちょ…俺映ってるじゃん。」 そう言うと彼女は、 「だって、、、私、、、写真を撮ってるあなたの背中、、好きなんだもん…。」 突然の事で少し同様した。彼女の突然の告白に、俺は驚きを隠せなかった。そして俺は、彼女の半透明の体をぎゅっとハグした。すると彼女は、泣いてるみたいに声をかすめて言った。 「ずっとあの時から好きだったよ。」 いつの間にか彼女は消えていて、俺はそこでずっと1人たって泣いていた。
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