第3話 重いお食事タイム

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五分ぐらい食料を探していると、台所のような場所に冷蔵庫があり、中には異常な程の冷凍食品があった、その中から冷凍パスタを取りだし近くの電子レンジに放り込んだ、ちなみに氷鬼は暗いのがダメなためずっと俺の手を強く握り締めていた。 「あの、そろそろ離してくれません、この部屋十分明るいでしょう」 そう言い終わる前に氷鬼は手を離して少しだけ離れた。 「べ、別にその暗いのがダメということでは無く……そうちょっとしたスキンシップです」 最初会った時よりも話せているから仲良くなれたのだろうか? 顔を真っ赤にしてして、言い訳をしている氷鬼はとても可愛かったので、少しだけからかうことにした、あれだ好きな子に男子がイタズラするようなものだ。 「その言い訳凄く苦しいよ」 「もう知りません、私ムカつきました」 氷鬼は怒ったのか、別に殴るわけでもなくよくアニメなどで超能力を使うときのように手を前に出した。
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