第2章 非リアの変わる日常

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「知っているよ~」 「じゃあなんで!?」 「僕が好みだからw」 サクラがニヤニヤ笑っている。 「…。」 この野郎…。 「まあまあ、そんな怒らずに。」 「怒ってねえよ!!」 僕はプイッと横を向く。横を向いた瞬間、マナさんが目の前にいた。 「わっっっっっ!!!!」 「なんの話してるんですか??」 「な、なんでもないよ!」 知られても構わないのだが、何故か言いたくない。 「内緒とは酷いですね!」 マナさんはほっぺを膨らませる。あれ?なんか可愛いな…。 「やあマナさん。」 「あ、サクラ君!この前はありがとう!告白することできたよ!」 「よかったね!それで、返事はどうだったの?」 「もちろんOKだったよ!」 「嘘つくなおい。冗談きついぞ。」 「む~。いいじゃないですか!私はユウト君を愛しているのですよ!?」 「僕は好きじゃないんだよ」 本当にしつこいな。好きじゃないって言ってるのに。 「だから僕は…」 バァァアン 「失礼!赤花ユウトはいるか!?」 びっくりした…。しかもこの展開最近あった気がする。 「はい…僕ですけど…。」 これまた美少女登場だ。胸はちょっとアレだが、天使のような顔をしている。背もちっちゃく、とても可愛い。 「貴様に用があってきた。」 口調もちょっとアレだが、これも…なかなか…。 「…?…おい!聞いているか赤花!」 「んあ…はい!なんでしょう!」 つい見とれてしまった。…待て、もしかして僕はロリコンじゃないか? 「赤花ユウト…」 ロリコン…か。悪くない響きだ。 「私は貴様を…」 待て、これを認めてしまえば僕は結構やばい高校生になってしまう。ロリが好きな高校生になってしまう! 「私は貴様を愛している!!」 そう!僕はロリを愛している!…ん? 「ハァ…ハァ…。へ、返事を早速聞きたいのだが…」 やばい。全然聞いてなかった。どうする?このタイプじゃ話聞いてませんでした~って言ったら絶対ぶっ殺される…。考えろ赤花ユウト!!どうする!?どうする!!?」 「えーと…、そうなんですね!」 全然返事が思いつかない。 「そうなんですね?何がだ?私は返事を聞きたいだけなのだが…」 「すいません。もう一度…」 「すいません…だとっ!?お前は断るのか!?」 「いや、あの...だからもう一度...」 「こんなにも私は貴様を愛していると言うのに…」
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