#3 告白

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 想いは、男同士で契ろうとする狂気を孕みながら、私たちの間を行ったり来たりする。  彼のすべてがほしい。熱も吐息も衝撃も、彼から与えられるものすべて。  彼に抱かれるなら、もう朝など見なくてもいい。 「私をあなたのものにしてください」  私は目を閉じた。それを合図に、彼の腕がゆっくりと私の衣服にかかる。  きっと長い間、私は心のどこかでこの時を待ち望んでいたに違いない。  中将とひとつになることを――。 ***
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