写らない
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僕「ねぇ僕がシャッター切ろうか?君と一緒なら、お父さんとお母さんと弟さんが写るかもしれないよ?」 彼女が何ていうのかわからない。 でも、僕は彼女が望む”者”が写るまで何度でも声をかける。 兄がしでかした事の罪滅ぼしにはならないのはわかっている。わかっているが、僕にできる事は何もない。
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