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A「…なに、撮ってんの？」
君はそういいながら近づいてきた
B「内緒」
A.B「………」
少しの間二人の間に無言が続いた…唐突に一人が話始めた
A「なぁ…俺、海外に留学することにしたんだ」
B「…そっか」
一人の話にもう一人はそっけなく返しただけだった
A「止めないんだな…」
すると少し拗ねたようにその人はうつむいた
B「止めないよ…止めてほしいの？」
それに少し笑いながらもう一人がそう言った
A「そーだなぁ…わかんないや」
B「ふふっ…なにそれ」
A「なんだろな」
A.B「………」
また二人の間に無言が続いた
パシャッ
静かな中いきなりシャッター音が響いた
A「なに？」
その音に驚いたように音の方をみた。
カメラはこちらに向けられていた。
B「嘘…」
A「……何が？」
B「…寂しいよ…君がいないと。でも君の夢を応援するって決めたから」
少し寂しそうに。でも笑いながらその人はそう言った
B「がんばれ」
その言葉に少し驚いたように目を開いたあと嬉しそうにはにかんだ
「そっか…ありがと」
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