趣味共通同士

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趣味共通同士

「先越された!」 「え?」 私は振り返ると、そこには同じ年位の 女の子がカメラを持って立って居た。 「いつも私が1番手なのにー」 不貞腐れた様に、彼女は私に向かって言った。 「ごめんなさい」 なぜか謝る私。 「貴女も趣味なの?こう言うの撮影するの」 と樹木を指さした。 「ああ……。うん」 「同じ趣味なら話が合いそう! もっと奥まで行こうよ!この時期はレアなの撮れるから!」 と、私の手を取ったが 「あ!待って!撮影、撮影」 パシャと、私がさっき撮った樹木を撮ると 「行こうか!」 と言った。
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