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「ねぇねぇ!」
後藤はホームルームが終わると転校生に声をかけた。
「え?」
「俺わかる?昨日学校で会っただろ!」
「あ....もしかして!自販機のところで?」
「そうそう!あの時はごめんなホント!」
「全然平気だよ!」
私は少し離れた席でモヤモヤしながら2人のやり取りを見ていた。
「見かけない顔だと思ってたけど、転校生だったんだ。」
「うん!」
「そっかよろしく!俺は後藤!」
二人はいつまで話を続けるのだろうか....。
「よろしく.....あ....それ宿題?」
転校生は後藤の机の上のノートを見た。
「...まぁその....。」
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