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瞬には、不眠を解消させるために恭介と寝る、という目的があるのだろうが、それでも結構だった。
(俺を御指名してくれた、ってことは、憎からず想ってくれてる証拠だ)
だから、優しくキスをした。心は情熱的に、行為は紳士的に。
やがて、瞬を放した恭介は、そっと問うてみた。
「どう?」
「……いい感じ」
品のいいキスに満足し、適度にリラックスしている瞬に安心すると、恭介はもう一度彼の両肩に触れると、そのままベッドに横になっていった。
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