83人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
「んんッ!」
「いいぜ、瞬。いい感じだ」
力を抜け、とは言わなかった。言ったところで、無理をさせるだけだ。時間をかけて、リラックスさせてやる方が、彼のためになる。
指で体内を探りながら、恭介は瞬の胸元に顔を埋めた。
唇の先で軽く刷いた後、舌を出してちろりと舐めた。それだけで瞬の可憐な乳首は、ぷくんと頭をもたげてきた。
「あぁ、ぃや」
「その調子。ちゃんと声出てるな」
舌先で唾液を運んで、ぬるぬると舐めた。歯に唇を巻かせてこりこりと食むと、瞬はさらにいい声で啼くようになった。
「はぁ、はぁ、んあぁ! あッ、あぁ!」
「可愛いよ、瞬」
こうやって胸を弄りながら、同時に指をさらに体内深くに捻じ込んでゆく。
「あ、あぁッ! ダメぇッ!」
瞬が果てた時、恭介の指は2本に増えていた。
最初のコメントを投稿しよう!