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ぱたり、と彼の肌に落とした汗で、恭介は我に返った。どうやら思いのほか興奮していたようだ。
「全部、挿入ったぜ」
「こ、こんな、奥まで……」
大切に大切に瞬の白い腹を一撫ですると、恭介はぐんと上体を倒した。
体内の肉茎が暴れ、瞬は悲鳴を上げた。
「動いていいか」
「……。」
眼に涙を浮かべながら、こくりと頷く姿が可憐だ。
「あぁ、たまらねぇ。瞬、たまんねぇよ。お前」
手を重ね、指を絡め、その甲に口づけた。
それを合図に、ゆるりと腰を引く。内壁の柔襞が絡みつき、吸い付いて離れない。
今度はリズミカルに、再び奥へ。
ぷちゅり、ぷちゅんと鳴るのは、ローションのせいばかりではないだろう。秘所を潤す液体に、恭介と瞬の体液もたっぷり流れ込んでいるに違いない。
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