272人が本棚に入れています
本棚に追加
/55ページ
「はい、ただいま。俺の形を覚えるまでやらせてもらいますね」
龍之介の足を掴んで持ち上げて。関町のモノの先端が孔へと触れる。
「はぁ、まて、ひゃっ」
今までに味わった事のない質量のモノが中へと入り込んでいく。
「んぁぁっ」
根元まで入り込んだそれを関町はウットリと見つめている。
「深い所までつながりましたよ」
心から嬉しそうな顔を見せるから。
そんなに望んでくれていたのかと、龍之介の胸が熱くなる。
自分だって望んでいた、関町とこうなることを。
「あぁ、そうだな」
心から笑みが浮かんだ。そっと頬に関町の指が触れる。
「動きますね」
と聞かれ、龍之介は頷く。
動き始めた途端に、なんともいえぬ程の快感が襲う。
「あぁ、あぁぁぁっ」
その動きに嬌声があがり体が善がる。
「龍之介さんの中、きもちいいですぅ」
ふにゃふにゃと顔を緩ませて、幸せそうな彼をみたら、龍之介も嬉しくなって首に腕を絡ませてしがみ付いた。
「はぁ、たいが、もっと、きていいんだぞ?」
「はいっ、遠慮なくっ」
その言葉のとおり、遠慮がなかった。激しく突き上げながら口づけをする。自分もそれを許したのだから、そのまま身を任せる。
最初のコメントを投稿しよう!