ついに始まるマスクわんこの非王道的学園story!?

7/7

336人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
おい!何だよコレ!何で全校生徒の前に立ってるんだよ!? 時「ほら、氷雨。名前」 あたふたする俺に、名前を言うように言う兄さん。 仕方ない腹くくって名前だけ言うか。 息を吐いて、吸ってから 『藤堂…………氷雨』 マイクでそうゆっくりと言った。 仕方ないだろ!こんな大勢の前で言うの慣れてないんだから!! 「「「キャャャーー!!」」」 「「「ウォォォォォォーー!!」」」 え!?何々、何で叫ばれてんの? さっき兄さんも会長さんも叫ばれてたし、何故? 時「ほら、皆さん、氷雨がびっくりしているのでお静かに。「シーン」氷雨は僕の弟です。皆さん、暖かい目で見守って下さいね。」 『『ハーイヽ( ・∀・)ノ』』 え、え?どーゆーこと? 全くもって意味がわからないんだが、兄さん見てもにっこり笑ってるし、 渚「はいはーい、じゃあ紹介続けるね~。 会計の新城渚でーす。 ちなみに氷雨くんもオレと同じ1年生でーす。 よろしく~~」 「「キャャャーー!!」」 兄さんとは反対隣の会計さんが言う 稜「えっとー、庶務の立川稜(タチカワ リョウ)と」 翔「翔(ショウ)でーす。双子でーす。」 「「よろしくね~!」」 「「キャャャーー!!」」 「ウォォォォーー!!」 なんかもう1人ずつ言うたびに叫び声がするんだけど、何、デフォルトなの? ってか、兄さん俺になんも言わないでこんな大勢の前に立たせるなんて…… 宰「では、これで生徒会役員の紹介を終わる。新しい生徒会をよろしく頼む。」 会長さんがそう言うと、盛大な拍手が起こる。 それに合わせて庶務さんから降りていく。 俺もそれに続く。 なんなんだ! 入学式から疲れた。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

336人が本棚に入れています
本棚に追加