第2章

5/7
前へ
/282ページ
次へ
私が配属されたところは、白い花を咲かせる百合科のとある花の名前のついた部署。 そこまで介助が必要な方が集まるところではなかったんですが、個性が豊かな面々。でした。 ご自分である程度できる方でも、注意深く観察してなくてはいけません。 例えば、、、。 自力歩行でトイレにご自分で行ける方。 自分で行けるなら手がいらないじゃんと思いますでしょ? しかし、トイレに入り鍵を閉め、用を足し終えて出ようとするも鍵の解除の仕方が分からず、自分で自分を閉じ込める方。 食事、入浴に関しても一緒で介助は必要ないけど、付き添わないといけない方も多くいらっしゃいます。
/282ページ

最初のコメントを投稿しよう!

67人が本棚に入れています
本棚に追加