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爆風
六角サトエはカラオケ屋でバイトをしていた。
だが、彼女も殺戮ゲームの参加者だった。
ハエ型ロボにより辰巳って客が撃ち殺された。
ハエ型ロボは窓を突き破ってどこかへ行ってしまった。
サトエはファイブセブンを手に入れた。
警察が来るまでに何とかしないと!
手当たり次第に客を射殺した。
死んだのは10代のガキがほとんどだった。
白虎隊を彷彿とさせた。
彼らも幼い少年兵で城下の火事を鶴ヶ城の陥落と勘違いし飯盛山にて自刃した。
カラオケを出てラーメン屋に入って時間を潰すことにした。どっちにしろこの吹雪じゃ列車も動かない。餃子を食べた。夜勤ってのは疲れるな?
午前0時で閉店してしまう。
クソッ!どうしよう!?凍死したくねぇ!
ラーメン屋の店員を2人射殺した。
2017年12月2日
ラーメン屋の裏手の犬小屋で爆弾探知犬・クロに遭遇する。
雪は前から打ちつけるように吹きつける。
コンビニのトイレで寒さを凌いだ。
『プレイボーイ』を立ち読みしている少女を撃ち殺した。
店を出てフラフラ歩く。
獣の咆哮が聞こえた。
『白木屋』を見つけた。
生ビールにモヒート、串焼き(牛肉・アスパラ)や茶漬けなどを次から次へと食べた。
店員さんは超美人で会津若松出身らしい。
クロは肉の焼ける匂いにヨダレを垂らしている。 クタクタだったのでテーブルに突っ伏して居眠りした。
目を覚ますと午前5時になっていた。
そろそろ列車が動き出す。
店を出るとクロが激しく吠え出した。
爆弾が近くにある!?ベンチの下に時限爆弾が仕掛けられていた。
あと1分!
「クロ!逃げよう!」
猛ダッシュで駅の方へと駆けた。
ドォォンッ!駅前が爆風に包まれた。
サトエは何とか危機を脱したが、クロが犠牲になった。
会津若松駅から歩いてすぐのところに基地があった。サトエはレーザーポインターを使って監視カメラを回避した。
サトエは医療機器備品の不正を思い出していた。
故郷の蛇骨町ではNPOが市から助成金を搾取していた。本来の人数は3人なのに20人と偽っていた。黒いドアが開きハエ型ロボが襲いかかってきた。
サトエは遮二無二ファイブセブンを撃った。
ゲームには敗けるかも知れないが命あってのものだ。
スライドが発射時に高速で動くが、マズルジャンプは小さい。
ダンッ!ダンッ!
ハエ型ロボの動きが止まる。
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