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俺はゼシアに生物兵器を根絶する決意を果たし、再び俺は戦うことになった。
「この聖剣・テンコマンドメンツで俺の力を宿せ!!」
「」
「」
――ギャオオオオオオオオオ!!
生物兵器の狂った鳴き声で、爪を引っ掻いた。
「」
「」
「うっ…!!何かが来る!」
俺の戦いの決意が"レゾナンス"と共鳴したその瞬間に呪いが発動し、凶暴なまでの力が宿り、哀れなる狂おしげな喘ぎを、熱く燃えるような血が流れる。
呪いが命を喰いつくすまでの瞬間…。
――やがて俺は覚醒する。
「うおおおおおおお!!どいつもこいつも喰い殺してやるぅぅ!!」
何かが…力がわいてくる――!
俺は呪いが発動し、キョウジン化になった。暴走するネメシスを喰い殺せば…やがて平和は訪れるのだろう。激しい痛みが灼熱の炎に包まれた竜の炎が俺の身体に叩き込んでいる。
「せいぜい、どんな相手でも…これで殺してやるっ!!」
「ちょっと、そこの君!」
「くらえ!!呪いよ!アルテミス・ランペアー!!」
「」
その力が…何かが…来る――!
「俺の敵など、いるものかァッ!!」
「あれが…生物兵器殺しのキョウジンなのか?」
呪いが発動することで、キョウジン化として覚醒した俺は、なぜ"狂人"になったのか――。
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