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「おいユリオ!ワシはそんなこと言っておらんぞ!」
「いいえラグナス。ユリオ様は感染者の事を考えているだけ。」
「感染者を探しているんだが…この山の中では生物兵器がいるかもしれない。だが、ネメシスだけは圧倒するしかねぇ!」
俺達は山の中で歩き回っているが、険しいムクノキ山には獣がいるという。
ラグナスとゼシアにはある悩みを抱えているようだ。
「ワシはアクタの研究者だ!この世界では呪いで人間を苦しんでいる。」
ラグナスは"人間の感染者が苦しめる呪い"という悩みの種を抱えている。ゼシアは"研究者・ドクが子供の姿になってしまう"という悩みがあった。
「ラグナスとは同じ親友の研究者・ドクは僕の知り合いの人なんでね。」
「知り合いなのか…?あいつも感染者?」
「感染者だよ。でもドクは、呪いで子供になってしまう…。」
ゼシアはラグナスと同じ研究者・ドクが"子供の姿になってしまう(若者に戻る)"というコンプレックスを抱えていた。俺は幼少時に感染者であることを理由に迫害、
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