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しかし、ただ女の子と居酒屋に入ったというだけで浮気をしていたとは限らない。もしかしたら、昔からの幼馴染かもしれないし、バイト先での女友達かもしれない。
だが、今それをナツに確かめる手段はない。
「それに、なんだかナツは周りを気にしている様子だったの。私の事には気づかなかったけど…… それに腕も組んでたし…… 」
サツキはさらに付け加えた。どうやらサツキはナツが浮気をしていたと確信している様子だった。サツキはナツに対してあまり良い印象は持っていない。その事も関係しているのだろう。
一方のハルはというと心のどこかでナツが浮気をしていたと信じられないでいた。信じられないというよりは信じたくなかった。
「そうなんだ…… 」
ハルは思わずアイスコーヒーが入っていた容器を力強く握りしめる。
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