第1章

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ココリータ視点。 私はまだ23の若者だ、20の時に若き王に成った。 しかし、父王はまだ亡くなっていないし祖父王もまだ現役だ。 この国ではまだ元気なうちに妻と余生を過ごしたいといい引退する王が多い。 基本的に政略結婚はしても忌みがないのだ、政略結婚で愛のない結婚をして来た王が反乱した歴史が長く続いた、そしてこの国の白虎の血は最愛と寵愛と思った一人の伴侶を得た王がより良い国を作った、それをもたらしたのは最良の番とされ長く愛されて、現代も王の最良の番を探すために、王子時代からいくときもお見合いをされてきたのだが。 全くと言って出会えなかった、訳が今分かった。 この美少女の様な美少年が番だったのだから納得する。 「この子が最良の番だ」 「ーっっ……王族の血がお決めに成られたなら、この方を妃に迎えましょう………まぁ教育をし家族を調べなければ成りませんが」
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