ギャラクシー三国志 第一話、「バル星の戦い」の章。

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ギャラクシー三国志 第一話、「バル星の戦い」の章。

1 「宇宙G(ギャラクシー)三国志」のあらすじ  ある時、ある場所、ある宇宙。恒久の長い間、平和と繁栄を維持してきた銀河帝国も、宇宙海賊メギドの出没、貴族の没落、皇帝の側近による腐敗(ふはい)政治により、乱れに乱れていた。そんな中、幼い皇帝を擁(よう)している(冷酷な金属人間を主体にした)ギーガ帝国、辺境の地で力をつけてきた新興の(植物人間の女性中心の)ラーラ王国、古き良き時代の平和を望む(人類を中心とした混合体の)連合国の三つの勢力が台頭してきていた。銀河を宗教で支配しようとするシャナ教の(貴族やエリートが頂点に立つ)法王庁も、力を蓄え不気味な存在であった。帝国軍との戦いに敗れた連合軍はバル星まで逃げてきていた。バル星では国王が暗殺され、皇子のレイとケイが王位の継承を争うが、ケイが勝利し、レイは逃亡する。逃走する連合軍は、辺境の地でレイの艦隊に助けられる。皇帝の双子の弟のリュウは連合軍に籍を置いていた。連合国はラーラ王国と同盟を結び、     
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