ギャラクシー三国志 第一話、「バル星の戦い」の章。

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ファー「戦うしかありますまい」 ガイ「それしか方法はなさそうだ」 ナオミ「逃げきれないわ」 アルファ「前方の何者かからの交信です」 シャン総司令官「応答しろ」  スクリーンに大艦隊が現れる。 コウチュウ「あれはレイの部隊だ」  スクリーンは、レイの姿に切り替わる。 レイ「皆さんを助けに参りました」 子龍「助かった!」  ブリッジの乗組員から歓声が沸き上がる。 レイ「ちょっと鬼退治に行ってきます」  レイの船団から、次々と光子魚雷が射たれバル星の艦隊を破壊していく。バル星の兵士は、目の前に現われた新しい敵のために混乱し、同士射ちまでする始末である。カインの戦艦も被弾し、カインも命からがら脱出艇で落ちのびていく。 ○空母インディペンデント。展望指令室。 シャン総司令官「いまの銀河の勢力地図は、どうなっている?」 ハイジ作戦立案官「領土は別にして、兵力だけをいえば、ギーガ帝国が4、ラーラ王国2、連合国1・5といったところでしょうか? あと、法王庁が1・5、その他が1でしょう。法王庁は、信者の心の中に入っているので、何とも云えません。でも、いまや帝国軍が圧倒的に有利です」     
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