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『わかった。お元気で』
・・・目が覚めると『やはりあれは現実だったんだ』と強く思い知らされる。
最後の送信にはいつまでも既読がつかず、もはや関係の修復が不可能であるこをことさらに意識させられる。
深く傷つけてしまった。
あんなに大切に想っていたのに。
彼女の言葉が胸に重くのしかかる。
『やっぱり私なんてゴミ以下なんだ』と。。。
ことの始まりは数ヶ月前。
漫画アプリに出てきた宣伝。
ポチポチ系の戦略ネットゲーム。
妙にエロい広告に惹かれてなんとなく始めたゲーム。
それがきっかけだった。
ゲーム自体は大して面白いわけじゃなかった。
ただストレスが溜まると無性にタスクをこなしたくなることがあってついついハマってしまった。
勢いで少額ながら課金もしていた。
ゲームをやるにあたっての最大の目標は
『最小の課金額で重課金に風穴を開けてやる』こと。
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