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「ーーーあっ!」
身体が撓り、腰が揺れる。
朝霧さんの身体はすっかり快楽に堕ちていた。
昨夜の情事を思い返しながら、朝霧さんのいいところを探す。
たしかーーー、そう考えながら一点を突くと、いっそう腰が震えあえぎ声も大きくなった。
ーーーここか。
見つけ出したそこを重点的に強弱をつけ擦りあげる。
指を増やし、その指をバラバラに中を掻き混ぜるように動かせば、朝霧さんはもうすっかり快楽の波に飲まれ溺れきっていた。
朝霧さんの喘ぎ声が俺の心を掻き立てていく。
切なく、苦しい、それなのに。朝霧さんがほしい。
「挿入れますね」
「ーーだ、・・・だめ、今・・・あ、ああ!!」
優しさなんてなく、一気に奥まで突き刺した。
その瞬間、激しく身体を痙攣させ屹立したそれから勢いよく吹き出してくる。
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