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だ~か~ら~! 見た目が28歳なのにおじさんと呼ばれるのは納得がいかない!
この世界の肉体年齢は能力による補正が入るので、20歳の時点で高い能力を手にしていたオレは特に若いはずなのだ。
今はあれから15年も経ってしまっているから実際の年齢は思いっきりおじさんなんだが……、誰が何と言おうとここだけは譲れない。
「え~~じゃぁテッドお兄さんって言われたいなら、せめてその不潔な無精ひげとかやめて見た目もう少し気を使ってよね~」
不潔……。
「……はい……」
「だいたいテッドさんは 強いし 頭良いし ちゃんとしたら絶対モテるはずなのに、そのだらしない感じが全部台無しにしてるんだよ? わかってる?」
だらしない……。台無し……。
「……はい……」
「それにねぇ……「だぁー! わかった! 参った! もう少し気を配るから!」」
もうオレの心にこれ以上致死級ダメージを与えないでくれ……。
「それで探してたって何なんだ?」
とりあえず気を取り直して話題を修正しておこう。
「そうそう! これ見て!!」
セナはそう言って首にかけているギルドタグを嬉しそうに、そして少し照れくさそうにオレに見せてきた。
「オォー!! 試験合格シタノカ! トウトウ冒険者カ! オメデトオ!!」
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