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ぼふんっ、と小気味いい音を立ててベッドへダイブする。ふかふかのわたぐもベッド、ふわふわの花びら掛け布団、絶妙な柔らかさで頭を包み込んでくれるオーダーメイドのニジイロシープから毛を採取して作られた極上の枕に身を委ねながら眠りにつく。これを楽園と言わずしてなんと言うのか。
「はー、やっぱ睡眠って最高だな。ずっとこうしてたい....おやすみ....」
さてさて、カティが深い眠りについた頃。何か企んでいる者が一人。
「....よーし、行きますか!」
何者かの企みに思いっきりねむりこけているカティが気付くわけもなく。嵐の前触れを表すように静かに時間は過ぎていく。
企みが動き出すまで あと少し――――
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