第Ⅶ章♯5つ星の魔族長♯

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どうやら、集落に戻ってきたようだ… 僕は魔界樹海に向かう あいつがいる古代遺跡に行くんだ… 問いただしてやる! 姿勢を低くして樹海を駆けた しばらく樹海を駆けてると 奥に古代遺跡が見えてきた! ここだ…僕の記憶はここでおわったんだ… 古代遺跡に入ると淫魔共が出迎えてきた 素っ裸で長髪…美形揃いだが瞳がない… 下半身がビンビンだが僕が男だと分かった瞬間 ヤル気を失ったように後退り、道を開けてくれた… 奥に進むと祭壇…天井には乾燥した卵の殻… 祭壇にはまだ、前の僕の屍があった 僕は女神のローブをまとった屍の頬骨を撫でる 最強淫魔王 パラヴォイ=アクト・アチェロヴァー=チェリノスチ・シャイターン 《なんだ…どうした、貴様達…》 その声を聞いた回りの淫魔達は 片膝立ちになり頭を下げた 僕は昔の自分の屍から視線を上げ 声がした方を睨む… 最強暗殺者 マレフィクス・ナキ 《パラヴォイ…》 パラヴォイは気だるそうにこちらを見てきた 最強淫魔王 パラヴォイ=アクト・アチェロヴァー=チェリノスチ・シャイターン 《貴様は…!》 僕に気づいたパラヴォイは髪を かきあげながら一筋の汗を流し 僕はダークネスクロウを構える…image=511966041.jpg
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