最終章♯集落の魔除け♯

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気づいたら集落についていて 僕はパラヴォイに目隠しして 集落の真ん中に高台を作り そこに目隠ししたパラヴォイの首を置き その回りにはみんなで力を合わせ闇の結界を張った… 万が一、僕が死んでも結界はとけないが 再生されてしまったときの保険だ この結界は高台が壊されてもとけることはない ナイトメアイヴィルエルフ族が全滅しない限りはな… 僕は下から腕を組み高台を見上げる 透明な結界は外からは見えない 僕はほくそえんだ… 《あの、マレフィクス様…》 この声は… 最強暗殺者 マレフィクス・ナキ 《イヴィー!どうした?》 僕が犯してしまった女だ… お腹が、少し大きくなってる 暗殺兵 イヴィル・エビル 《アタシ…妊娠したんですっ お腹には赤ちゃんが…》 僕は微笑してイヴィーに近づき口づけする… 最強暗殺者 マレフィクス・ナキ 《そうか…ありがとう! 産まれてくるのが楽しみだな…》 15歳で妊娠させるとは、行為の力はやばいな 片膝立ちになった僕はそのお腹を撫でた… 暗殺兵 イヴィル・エビル 《はい、楽しみです…♪》 イヴィーの身長は158㎝と小柄だ… 僕の可愛い嫁… イヴィーのためにも、仲間達のためにも そしてイヴィーのなかに宿る小さな命のためにも… 僕は魔族長としてこの集落を守っていくつもりだ。 ♯END♯ 新たな一歩
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