第Ⅵ章♯転生♯

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第Ⅵ章♯転生♯

僕は15才になったマレフィクス・ナキ… いつものように水浴びをしていたとき ふと、忘れていた遥か昔のことを思い出した それは前世の記憶… 僕の前世は女の子、13才のまだ幼い少女だった 確か…前世の女の子は召喚士… フッ…そう、その女の子は スライムしか召喚できなかった最弱の召喚士… ピンチのときに召喚したのは 最強の淫魔王と名高いパラヴォイだ あいつは…女の子を代償に犯し、処女を奪った 今思えば、あいつが女の子を犯したのは 自らの種を植え付けるため… 僕は、女の子はただあの男に利用されただけだったんだ クッ…だんだん腹が立ってきたぞ 僕は改めて自分の体を見てみる 僕は男として転生したのか 耳を触ってみる、とがっていた これはエルフ耳だな、僕の種族は ナイトメアイヴィルエルフ人間からかけ離れた種族 暗黒魔術にたけた種族だと母さんが教えてくれた 改めてみるとなんか変な感じだな… 僕は自分の手の甲に視線を向ける爪が長い… 僕は小さい頃から暗殺者として育てられてきた 毎日、暗殺任務でバタバタしてるが今日は違う あの、淫魔王…ぜったいにぶちのめしてやる! 男の体も便利なもんだ… 下半身さえ隠せれば上半身はだかでも良いもんな image=511905703.jpg
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