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第Ⅶ章♯5つ星の魔族長♯
こ…ここは、魔界樹海…
そうか…僕は召喚されたんだな
目の前にはベアーマウスがいた！
僕は素早くベアーマウスの背後に回り
装備したﾀﾞｰｸﾈｽｸﾛｳで首筋を音もなく切り裂く
ベアーマウス
《チュギョオオ！？》
ベアーマウスは白目をむいて
地面にうつ伏せで倒れた…
最強暗殺者
ﾏﾚﾌｨｸｽ・ﾅｷ
《消えろ…ラズルシェーニエ！》
死体から黒い光がわき出て
広がりその屍を飲み込んで消失した…
召喚士の少女
「あ、あのぅ…ありがとうございました…
お名前聞いてもいいですか？」
僕は振り向いて少女に視線を向ける
最強暗殺者
ﾏﾚﾌｨｸｽ・ﾅｷ
《僕は、ﾅｲﾄﾒｱｲｳﾞｨﾙｴﾙﾌの
ﾏﾚﾌｨｸｽ・ﾅｷ…御前は？》
召喚士
ｸﾛｴ=ﾛｰｽﾞ
「あたしはｸﾛｴ=ﾛｰｽﾞ…じゅ、15歳です…」
15歳、僕と同い年か…
最強暗殺者
ﾏﾚﾌｨｸｽ・ﾅｷ
《そうか、じゃあな…》
僕はｸﾛｴから飛び退き黒い魔方陣に吸い込まれた
召喚士
ｸﾛｴ=ﾛｰｽﾞ
「あ、ﾅｷ様っ！」
呼び止められたが魔方陣から出なかった
僕は目を閉じてその場から姿を消す…
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