ザコすぎる焼きもち彼女

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目を輝かせて服を見るゆきは完全に少女にしか見えなかった。ゆきは言ってたのだ。クリスマスでは何歳になっても少女に戻って幸せになりたいと…。 うん。完全に少女だな笑。 ゆきは、しばらくこっちを全く見なかったが。数分、見つめたまま無言でいると、ゆきは「へ?」と変な声を出した。 「なんでそんな今日は気持ち悪いくらい優しく微笑むんです?!。ちょっと怖いんですけど!」 酷いな。ちょっと傷つく…笑。 そして何も言わずさらに数秒。ちょっと心の準備…。必要だからさ。 「ゆき。いや小雪。今日は特別な日って言ったでしょ。これ、貰って。」 驚くゆきに出したのは指輪。綺麗なダイヤがシンプルに飾りでついている可愛い指輪。 「は?!?!?!、え?!ど、どどどど、どういうことですか?!!。」 「だから、特別な日って言ったでしょ?笑」 驚くとかそんなん序の口にでも思えるようにゆきは慌てふためいていた。いやどっちかというと、キョドってる笑。 そして俺は『え?え?』と口をぱくぱくしてるゆきに追い討ちをかけるように……   「結婚してください。」 そう言った。 答えは 「はい…。」 という端的な二文字だった。だが、こんなに嬉しいこともそうはないだろう。うん…やばい。にやける笑。     
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