我らマジックキャスター(笑)

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我らマジックキャスター(笑)

「時は2108年7月7日X時Y分。ラグナロク!場所、境界の彼方。ここにはあのマジックキャスターが生息していると言われている。 さあ、これから始まるは気高き魔法使いの美しくも悲しい物語!。悪魔と共に育った人間、悪魔の力を身にまとった魔術師…人ならざる彼らに勝てる人間はいったい、現れるのだr…」 「いやいやいやいや!ちょっと待て!」 「なんだよ。いいところだったのに」 「いや、なに急に叫んでんだよ!しかもなに、ラグナロクって、マジックキャスターって。なんだよそれ」 時間は12時7分。普通に学校の昼休み教室には俺、『ゆうき』と。これ『ともや』がいる。窓際の席で風通しがよく。結構、特等席だ。スマホをいじりながらお弁当を食べていたため比較的静か…だった。うん。さっきまで。 「ゆうき!!知らないのか?!ここは教室じゃ、ないんだぞ!俺らは洗脳され、どこにも逃げることが許されない境界の彼方に飛ばされているんだ!」 「……あのなぁ。」 「ふっ。ついに気づいたか!。貴様もようやく封印の呪縛から脱出した…というところか。」     
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