2人が本棚に入れています
本棚に追加
「生優しくない…お前…まさか?!」
「ふっ。その『まさか』さ」
「俺は……インフルエンザだ!」
「ばかなの?!?!、ねぇ、ばかなの?!。なんで学校来てんの?!」
親指を自分に突き立てどや顔でインフルを公言するけいすけはバカを通り越して少し凄いと思えた。うっぜぇ~
「帰れよ!」
「やだ」
「いや、なんで!。」
あ…待てよ…こいつ、確か最近悩みがあるとか言ってたな…。
何か家にいられない事情があんのかも…。相談くらい乗るべきなn…
「暇」
「ぶっ殺すぞ!!!!」
人間、明日どうなるかなんて誰にもわからない。もしかしたら死ぬかも。もしかしたら封印されるかも。
もしかしたら………インフルエンザにかかってマジックキャスターになるかも。人生どう転んぶかなんて、わからないよね笑。あれから…。数日がたった。端的に言うと異世界に飛ばされることはなく、高校生というジョブはチェンジされることはなかった。
え、嘘だろって?
あっははは笑。
そうだよ。マジックキャスターになったよぉぉぉぉ。
あれのせいでインフルだよ!!
絶賛ベッドで天下一武道会だっての。
ベッドで寝てる俺は仰向けで、そんなことを頭の中で考え、寝ていた。まぁ、寝れてはないんだけど…。
最初のコメントを投稿しよう!