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教室に入り席につく。
皆からは、まあ色々言われる。
誰だとか、停学中だったとか、留年しただとか
いろいろ噂もされる。
こうやって視線を浴びるのは嫌いだ。
こっち見るなよ。ああ、ホント嫌。
すると女子が一人近寄ってきた。
委員長っぽい感じの人だ。
「ねえ、君、遊佐くんだよね??」
「うん、そうだけど」
なんで話しかけてくるのか不思議で仕方なかった。
「私、紺野美郷。委員長やってるの。
なんか困ったことがあったら聞いてね!」
ほら、やっぱり委員長だった。
「うん、分かった。ありがとう」
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