第1章リアルのお店つぶれました。

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 地球は宇宙人の侵略者により地下深くまで追放された。  人類は宇宙人をぶちたおすために、異世界型VRMMO、つまり異世界にゲーム要素を無理やりもりこんだ世界での宇宙人ボスをぶち殺すこと。    それが地球を宇宙人の手から助ける方法だった。  そんななかぼうぜんとそこに立っているものがいる。  豆太郎は見ていた。  彼は役所の地下に避難すると、役員たちの説明やら、世界がやばいことを知る。  そのあとカプセルに入れられ、ここにいるということだ。  ここに来るまで宇宙で彗星のように落下し、数えきれない人類たちが彗星となっていろいろな惑星に落下する。  十個ある惑星すべて地球の銀河系にあったもの。  しかしパラレルワールド的にこの宇宙系は自分たちがいた宇宙系ではない。  なぜならここはどうやら金星らしいのだ。  しかも残念なことに死ぬことはない。  なぜ悲しむか?   お店をつくってすぐにつぶれる。  その悲しさがわかるかと突っ込みたい。  どうやら金星のどこかの都市のようだ。   見たこともない金属の文明だった。たくさんのお店がある。  豆太郎は茫然としながら歩き続ける。  人はたくさんいてごった返している。  自分のように訳が分からず茫然と歩き続ける人は結構いた。  たしか魂そのものを具現化し、職業にしてこの世界に解き放たれたはず。  まさかゲームのようになるのか?  意識すると、空中にステータスのようなものが出現する。  ステータスは変化なしと書かれている。  つまり元の地球のステータスと変わらないということだ。  残念だが地球にはステータスを見るという魔法はない。 【職業:商人 レベル1】    と表示されている。ふむ、スキル表を見ることに。
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