第二の人生

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「気が付いたか。よかった、よかった」 「本当に、よかったわね」 「ハニーの迅速な判断のおかげだ」 どうやら隣の部屋で聞こえた声は、この三人に間違いない。 だが、どうして俺はこの人らの言葉がわかるのだろうか。 「脳へのダメージはないかい」 父親らしき宇宙人に尋ねられ、俺は小さく頷いた。 俺を見ながら、二人の宇宙人は安堵しているようだった。
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