終わった日と、始まった日

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彼はぽかんとした。なんせ死んだという実感のない人に、異世界に行かないかと言う事態おかしい。 「もちろん、手ぶらでは行かせないよ。君には、何か力を上げるさ。」 そんなことしたら、行って、魔物発見、死亡、人生即終了の道しか見えない。と、彼は思っていた。 「さあ、君は何がいい?」 彼は悩んだ。そして、思いついた。 「じゃあ仮面ライダーの力をください。」 自称神は一瞬戸惑った。普通Fa〇eか、禁書〇録みたいな能力を言うやつがほとんどだろう。しかし、彼は、ライダーの力を欲しいと言ったのだ。 「か、構わないけど、なんで?」 神様にとっても、初めてのことだった。今まで何人かを転生させたが、仮面ライダーの能力を欲しいと言う人は初めてだった。 彼は、「なんとなく」としか答えなかった。 まぁ、それからうんぬんあって、彼はライダーの力を手に入れた。さらに、神様のご行為で、1部のスーパー戦隊の力ももらった。 「んじゃ、異世界に送るね。」 「お願いします。」 こうして、彼は、人生が終わり、新たな人生を異世界で始めるのだった。
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