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俺たちは、近くの街まで一緒に行くことにした。森を歩きながら喋っていると、ギルトが聞いてきた。
「そういえば、カドヤって名前変わってるよね。」
「そ、そうか?
自分がいたせk……ところでは結構普通だけど…」
「へー、世界ってやっぱ広いや!」
俺は、異世界から来たことを言うのをやめた。理由は特にないが、単に俺の中二心がくすぐられただけかもしれないが、何より、まだ彼を信用してないのだろう。
「ところで、カドヤもあそこに居たんだから旅人なんだろよな、どこから来たんだ?」
「えっ……」
しまった!こう来るのは予想外だ。
「と、、、、とおいくにさ、、」
俺は返事を返すので精一杯だった。しかも変な事言ってるし、あー恥ずかしいし、苦しい。
「へー、ん?じゃああの時、1人で何とか出来たんじゃない?」
こいつ、鋭い。だが、どうやって言い訳しよう。ここで中二っぽいこと言ってもいいけど、明らかにやばいやつだからな。
「えっと、、、」
どうしよどうしよと、こころの中で悩んでいると、
「あ!着いたよ!」
「え?」
俺達は、近くの街についた。
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